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ちりとてちんが終わりました [NHK]

終わってしまいましたね、当日は何回見ただろう。7:30に8:15に、、、

見終わって、この結末は賛否両論だろうなと思いました。たぶん「なんで今さら専業主婦に?」とか「落語続けながらでも子育てできるやろ!」という意見が多いのではないかと。

でも、私はこの結末に満足なのです。連ドラの最終回なんて、どれも「ケッ」て思うような出来なんだけど、今回は違った。途中まではみんなの今後、みたいなナレーションが続いてたので、「ケッ」の方向に行くかと思ったけど、草々兄さんの芝居で救われた。
赤ちゃんが生まれるのって、うれしいよね、感激するよね、幸せなことだよね。

喜代美は別に、落語をやめたわけではなくて、落語家を続けるということより、「落語」という文化を未来につないでいくという、もっと大きな仕事に気がついたんだと思う。
最後に聞こえてきた赤ちゃんの産声もそう。命も文化も、脈々と受け継がれてきたものであり、今現在生きている人には、それをまたつないでいくという大切な役割があるわけですよ。
最後の場面を見て、ご先祖様達がつないできてくれた命を、私もまたつなげたいなと思いましたもん。我が家にも赤ちゃんがやってきてくれるといいなぁ。
あ、このドラマは少子化の歯止めという効果もあったかもしれませんね(笑)。

さて、やりたいことが見つかるのも、とても幸せなことだと思います。
落語文化を継承していく、それを「お母ちゃんみたいになりたい」という台詞に託したのですよね。この台詞の中には、すごぉく深い意味がこめられていると思いました。

で、これからの喜代美ちゃんは、子育てもしながら「ひぐらし亭」のお母ちゃんになるわけです。言い換えればひぐらし亭の「支配人」だと思います。
徒然亭一門だけではなく、他の一門の若手さん達にとっても、おかみさん的な存在になるわけですよ。
ふと、「心はいつもラムネ色」で真野あずさが演じていた役を思い出しました。あんな風に、未来の上方落語をしっかり支えていく人になるんじゃないでしょうか。いつか。でもって天狗芸能を脅かすような大きなプロダクションの社長になる、なんてことも、喜代美なら「どねしよー」って言いながらやってしまうんじゃないか、という気もします。
女鞍馬会長、ですな(笑)。

うまく書けないけれど、仕事と家庭を両立できないからと、なしくずしに仕事を辞めて「母親」になるのとは、違う。前向きな選択だと思います。そのうちまた、高座にあがることだって無いとは言い切れないわけだし、あれこれ想像するのが楽しいです。

良かったー、ちりとて。DVD買おうかな、amazonでお値引きされてるし。

ちなみに私はといえば、両立したい気持ちもあるけれど、もうこれまで十分会社員を頑張ってきたので、もし子どもが授かれば、今度は一生懸命子育てとお家のことを頑張りたいと思います。今まで経験してきたことの全てを活かして。

ま、授からなければずーっと会社員のままなんでしょうから、「もしも」の話ですけどね、はい。
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ズーミン

専業主婦になる前にマスターすること
①物を捨てること・・・・不必要なものへの見切をチャッチャッとする
②お掃除・・・・・・・・・・子供が不必要な粉塵・ほこりを吸わないよう丁寧に
③お片づけ・・・・・・・・・親は子供の鏡でないといけません。
④節約・・・・・・・・・・・・電気の点けっぱなしなどはもってのほか!!
協業主婦ならズーミンがほとんどを手伝うけど専業ならそうはいきませんよ!!ズーミンも酔っ払いの姿を子供に見せないようにしなくては・・・ですけどね。
by ズーミン (2008-04-01 13:57) 

icomi

うーん、できればドラマに関してのコメントが欲しかったズー。
またズーミンに絶妙のタイミングでティッシュを渡してもらえるようなドラマがあったらいいな。
by icomi (2008-04-03 07:57) 

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